「今ここに生きる」は人生の時間を決める

頭の中で何を考えているだろうか?
美味しいのもが食べたい、楽しい場所に行きたい、ステキな洋服が欲しい
YouTube、ゲーム、インターネット
沢山の情報や感情が常に頭の中には存在している。
楽しみや喜びに浸る事は悪い事では無いし、時には悲しみにも人生には必要だろう。

そんな時、身体は何をしているだろう?

基本的には行動は限りなく停止していると思う。
大抵、頭の中で考えている時は、未来のこと、過去のこと、自分が居る場所以外のことで埋め尽くされている。
部屋の中にいて、横になりながら、ドリンクを飲みくつろいでいる姿は見えていない。
もし、自分を映しているカメラがあり、1日を通じて撮影されていたとして、その映像を見た時、自分はどんな感情を持つだろう?
どれほど時間を進めてもその場から動くことのない自分に悲観するだろう。
決して、それらが全て悪いというわけではない。
しかし、1日24時間という枠の中で、今ここ=自分を生きている時間はどれほどなのだろう?

人生とは長いとか短いとか様々な意見を聞くが、自分の時間をどれほど生きているか?で人生の長さはきまるのではないか?
ただでさえ時間が足りないと嘆く現代人がタイパ(タイムパフォーマンス)と声を高らかと上げ、時短グッズを取り入れることこそ人生の時間を確保する事だと認識しているのだろう。
その多くは、過去未来、どこかの夢の国に生きており、今ここにはいない。

今ここではない訳なので、当然今はなにも変化していない。つまりなにもしていないと同じなのである。

こう言うと文句の一つ二つは言われてしまいそうだが、私自身もそうであり、何もしていないと振り返る日を感じていると言う事である。

今ここに生きてみると、案外日常とは平凡であり、平凡とは幸せなのだと強く感じる。
平凡が幸せであり、今ここに生きることで自分の人生が目一杯生きることが出来たとすれば、人生は幸せだったと言えるのかもしれない。

なにを求めるかは自由なのだろうけど、個人的には「人生の目標=幸せに生きる」
であるので、今ここに生きることにより平凡を愛し、天気の良さに幸せを感じれる程になれば「長い人生幸せに生きる」ことになると思う。

それ程単純ではないと理解しているが、今ここに生きる事こそ人生の時間を最大限にするのだという自論。