環境設定は難しいからこそ効果がある

健康、ダイエット、筋トレ、なんにせよ目標に対して環境設定こそが重要だということは(マイナス要素を解消している事を前提として)理解しているが、そう簡単ではないということも理解している。

現在の取り巻く環境や生活リズムを「自身がコントロール出来ない範囲」という考え方をすると、尚更ハードルは上がってしまうように思える。

そう考えるなら、まずは自身は何をコントロール出来るのか?に注目するべきだろう。
例えば、朝食、昼食、夕食のどれかならどうだろうか?この中の朝食だけ、又は昼食も自身ができるのではないか?

間食は自身がコントロールできるものだと思う。

仕事の都合で飲食しなければならない人もいるだろう。どうしても難しいなら量を減らす又は、「最近胃の調子が悪くて…病院に通ってるんです。(嘘でもよい)」など、断る理由を述べるなどの努力は必要なのだろう。
流石に、体調不良の人に無理やり食べさせる職場自体問題のようにも思えるので。

運動はどうだろうか?

残業続きで運動する時間が取れない、ストレスでやる気が出ない、疲れ過ぎて運動どころでは無いなど、そういう状況は、自身がコントロールできない範囲だったりするので、こういう時期と割り切るのも正しい。
そんな時は、せめてストレッチの時間を10分でも設けてあげよう。

ここでのポイントは「自分の身体と向き合う時間を作る」という事だろう。

向き合う事をしないと、人は段々とどうでもよくなるものだ。
向き合い続ける事で、そのほかの環境継続にも大きく影響する訳で、それは目標達成にも大きく影響する。

筋トレはどうだろう?

私が思う筋トレへの環境作りは、勿論色々な書籍や情報を得る事は重要であり様々な情報を、実践することも大切である。

しかし、それらの情報を完全に鵜呑みにすることは正解ではなく、自身の身体に向き合いながら
果たしてどのような効果がでているのだろうか?
という事を試行錯誤する事を踏まえる事が必要だ。

そのトレーニング法が全ての人に効果的であるということは言い切れないのである。

個体差があり、年齢差があり、性格が違い、取り巻く環境が違うのであれば、その人に合うやり方がある。
だからこそ、試行錯誤が必要なのだろう。

目標に対する環境作りは、当然目標に対して正しいアプローチができる知識がなければいけない。

この正しいアプローチこそが難しく、経験した事がないものであれば自分では作り上げることはできない。
沢山の情報の中、ある程度のおおまかな正解はあるだろう。可能であれば他者から教えてもらえれば正しいアプローチに近づくことは出来るとおもうが、そこからもう一歩踏み込むためには、やはり試行錯誤は必要であり、理想への情熱も必要なのだろう。

全ての条件を満たすことは決して簡単な事ではなく、むしろ奇跡的なほどのことにも感じてしまうが、自身が行動することでそれらに少しずつでも近づくことはできるのだろう。

目標達成に対して、環境設定をする事こそが重要であることは、それだけ大変なことでありそれ故に大きな変化をもたらしてくれるのだろう。

情報の精査という観点で考えるなら、
楽して痩せれる、筋肉が自動で鍛えられる、これだけで引き締まる

そう言った文句は大抵効果はなく、現代のマーケティング要素の強いものが多いのだろう。それらを全て否定するつもりはなく、ニーズがあるからサービスとして成り立っているのだろう。

大きな市場であるからこそ、その本質を見極めるには知識と経験が必要であり、そこを探り当てることに楽しみを見出している。

情報精査をしつつ試行錯誤しながらアプローチして、環境を作り上げていくことが、目標達成の最短であり、難しいからこと効果があると言うのも納得である。